【体験談】無痛分娩って実際どうなの?私が感じたメリットやデメリット、後悔したこととは?

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妊娠・出産
まるこ
まるこ

私はおもちちゃんを無痛分娩により出産しました。

今日は、まだまだ少数派と言われている無痛分娩について、私自身の経験から正直な感想を語りたい!と思います。

私が感じたメリット・デメリット、後悔ポイント気になる費用についてもご紹介するので、

ぜひ最後までご覧下さい。

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無痛分娩とは?

無痛分娩とは、麻酔を使用して陣痛の痛みを緩和しながら分娩する方法です。

出産時は陣痛や、赤ちゃんが出てくる時の痛みなど、強い痛みを何度も、長時間にわたって感じることになります。

そんなお産への恐怖や、実際に感じる痛みを緩和するために誕生したのが無痛分娩です。

欧米では無痛分娩が普及しており、妊婦の7割以上が無痛分娩を選択する国もありますが、

日本での普及率はまだまだ低く、あまり認知されていないのが現状のようです。

無痛分娩は、自然に陣痛が始まるのを待ってから麻酔を投与する方法と、

陣痛促進剤を打って人為的に陣痛を起こしてから麻酔を投与する方法の2パターンがあります。

後者は「計画無痛分娩」と呼ばれ、あらかじめ出産する日を決めて無痛分娩を行うため、

立ち会い出産を予定している場合はパートナーのスケジュールを合わせやすくなります。

また、病院側も自然陣痛を待つケースに比べ、より余裕を持って準備を整えられるため、安心して無痛分娩に臨むことができます。

参照元はこちら→無痛分娩とは?メリット・デメリットや方法を徹底解説 (minerva-clinic.or.jp)

まるこ
まるこ

私は、自然に陣痛が始まるのを待ってから麻酔を投与する方法で無痛分娩を行いました!

無痛分娩 気になる費用

出産は基本的に保険適用外となるため、無痛分娩にかかる費用はすべて自己負担となります。

無痛分娩にかかる具体的な費用は、医療機関によって異なりますが、

通常の分娩と比較し、3~20万円ほど費用が加算されるケースが多いようです。

私の出産した産院の場合は、+10万円で少しお釣りが出るぐらいの費用がかかりました。

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無痛分娩を選択した理由

コロナ禍での孤独な出産に不安があったため

2022年7月が出産予定日だった私。

ちょうど新型コロナウイルス第7波の流行真っ只中で

病院による立ち会い出産や面会が厳しく制限されていた頃でした。

コロナ禍での妊娠・出産を選択したのは、自分たちでしたが、

未知の痛み、「陣痛」に一人きりで耐えられるとは思えなかったのです。

私の出産した産院では、初産婦の計画無痛分娩はできず、

無痛分娩をするかしないかは、陣痛の様子を見て当日決められたので

どうしても痛みに耐えられなくなったときは、「お守り」として、「無痛分娩」をお願いしようと考えていました。

(あとで分かることですが、「お守り」に頼る一択です。)

麻酔科医による無痛分娩が実施されており、安心できたため

私の出産した産院では、麻酔科医による無痛分娩が実施されていました。

麻酔科医は麻酔のプロですし、もし、異変があったとしても、すぐに対処してくれます。

また、選んだ産院には、人的・設備的に、異変をすぐに察知できる環境も整っていました。

このため、無痛分娩を選択することに対して、あまり不安はありませんでした。

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無痛分娩のリスクについてどう考えていたの?

どんな出産にもリスクはある、と考えていました。

(普通分娩であっても緊急帝王切開になるかもしれないですし、何が起こるか分からないのが出産。)

どうなるのか、未来は誰にも分かりません。

だったら、自分自身が考え、選んだ方法で出産すれば、どんな結果になっても後悔はないのかなと思っていました。

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無痛分娩を選択した際の実際の家族の反応

私が「無痛分娩での出産にしたい」と伝えたときの、夫(まるお)の反応は

「無痛分娩って事故とか大丈夫?リスクがあるならやめてほしい。

というものでした。

確かに、無痛分娩による悲しいニュースがあったのも事実。

ですが、麻酔科医による無痛分娩のオンライン説明会に夫婦2人で参加したあと、まるおの意見は変わりました。

「陣痛ってめっちゃ痛いんやもんな。

麻酔科の先生もいるし、安心やから無痛分娩にしたら?」

と言ってくれました。

無痛分娩による悲しい事故のニュースは、

・麻酔が専門ではない医師による無痛分娩の実施
・無痛分娩中、妊婦と胎児を管理する体制が人的・設備的に整っておらず、異変に気付けなかった

以上のことが原因だったと、麻酔科の先生がはっきり断言してくれたことで夫も安心できたのだと思います。

どんな出産方法にするか、夫婦で一緒に考えた上で、最終的に私自身が決めることができ、本当に良かったです。

もし、出産方法について夫婦で話し合う際には

一緒に考えた上で、実際に出産するママの意見を尊重していただきたいです

まるこ
まるこ

無痛分娩の説明会は、私一人でも参加できるものでしたが、

”ジブンゴト”として捉え、わざわざ仕事を休んでくれたまるお。

一緒に参加し、隣で先生の話を聞いてくれたことには本当に感謝しています!

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無痛分娩 出産レポ

私の出産は、深夜2時の破水から始まりました。

急いで産院に連絡し、すぐに入院となりました。

しかし、まだ陣痛は来ていなかったので

助産師Kさんに

「明日、朝7時に様子見に来るからね とりあえず頑張って寝てください。」

と言われた私。

Kさんに部屋まで案内してもらい、別れた直後。

何だかお腹が痛い気がして、陣痛計測アプリを起動させます。

実際のアプリの画面です。

陣痛かな?分からない・・・(それは陣痛や。)

7時に診察してくれるって言ってたし、それまで様子見よう・・・と思い、睡眠をとろうとしますが、全然寝れず(そりゃそうだ、だって陣痛だもの)。

いや、痛いと思たらナースコールせぇ!!律儀に待つな!!

律儀なワタクシは←

陣痛に耐えながら待っていましたが、

7時になっても誰も来ず(助産師さんも忙しかったんだね・・・)。

その頃には、いきもうとしていないのに、身体が勝手にいきんでしまう状態でした。

そして、痛みに耐えられなくなった8時ごろ、やっとナースコール。

しかし、私はここでも見栄をはってしまいます。

助産師Kさん
助産師Kさん

大丈夫?今から自分で歩いて(下の階の)診察室まで来れる?

まるこ
まるこ

はい。大丈夫です。行きます。

いや、歩けんわ!!!

なぜ助産師さんに頼らず、一人で歩こうとしたのか、謎です。

陣痛は人の思考を狂わせるんだなと思います。

それでも何とか下の階へ行き、

ナースステーションの前で蹲っていたところ、廊下を歩いてきた可愛い助産師Iさんに助けられました。

Iさんに支えられ、診察室へ。

そのまま内診してもらうと、子宮口が7.8センチ開いていました!

やっぱりこれは陣痛だったんだ・・・(今更気づく)

そして私は助産師Iさんから質問されます。

助産師Iさん
助産師Iさん

無痛分娩にしますか?

まるこ
まるこ

お願いします!!!

食い気味で即答しました。

その後分娩室へ案内され、麻酔科医が登場。

エビのように背中を丸め、硬膜外麻酔をしてもらいました。

この時点で1.2分おきにかなり強い陣痛がきていたので、硬膜外麻酔の痛みは全く感じず。

麻酔してもらってから10分後には、助産師さんと談笑できる程度に麻酔が効いてくれたので、

助産師さんの指示を冷静に聞くことができました。

そして、麻酔してもらってから約40分後。

元気な産声をあげ、おもちちゃんが誕生しました。

分娩所要時間4時間半、破水してから7時間後の誕生でした。

次の章では、無痛分娩を経験した感想についてご紹介します。

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無痛分娩を選択してみてどうだった?感想

私が感じたメリット

・出産前に対する恐怖心や不安が和らいだ。

・痛みはLv.100からLv.20ぐらいになった(完全に0にはならない)。

・落ち着いて出産でき、産道を赤ちゃんが通る感覚が分かった。

・産道や会陰を縫った際、全く痛みを感じず。尿道にカテーテルを入れられても何も感じなかった。

・産後の回復は早い

私が感じたデメリット

・陣痛を感じにくくなり、いきむタイミングが難しかった。

→助産師さんの指示をよく聞くことで解決

・費用面の負担

→個人の金銭感覚の問題になりますが、皆さんはいかがでしょう?(保険適用になってほしい。)

・陣痛発来を待ってからの無痛分娩は、最初の方は陣痛に耐えなければならない。

→計画無痛分娩を行っている病院で出産すれば解決

・出産後、麻酔の副作用で発熱した。

→コロナなのか麻酔の副作用なのか分からず、PCR検査を受けることになりました。

後悔ポイント

私の場合、無痛分娩開始から40分ほどで出産となり、陣痛をモロに体験することとなりました。

いつ生まれるのかを正確に予想するのは、いくらプロの助産師さんであっても不可能ですから、

陣痛発来後、麻酔を投与する方法で行う無痛分娩だと、

私のように麻酔投与開始後すぐに生まれちゃった、というケースもあるかと思います。

考えてみてください。

40分で10万円ですよ・・・・・・?

落ち着いて出産できるとはいえ、かなり高額ですよね。

陣痛が来ても我慢せず、早く助産師さんを呼べば、無痛分娩の恩恵をもっと受けられたのになあとほんっとに後悔しています。

それぐらい無痛分娩はよかった!

陣痛中、水分補給をするのに、ペットボトルにつけるストローキャップが超便利と聞いて用意していたけど、使う間もなく分娩台だったよ!

みんなは我慢せず助産師さんにすぐ連絡しようね!!あと、ストローキャップは用意しておこう!めっちゃ便利らしいから!

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もし次の出産があればまた無痛分娩を選択する?

もちろん、します!!(即答)

落ち着いて出産できたのが本当によかったなあと思います。

次がもしあったとしたら、計画無痛分娩ができたらいいなあ、と考えています。

もちろん赤ちゃんの状況が最優先だけどね!

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まとめ どんな出産も命懸け どんな選択をするか そこに優劣はない

無痛分娩を選択したことについて、我が家では最終的に理解を得られましたが

なかなか理解が得られないケースもあるかと思います。

でも一つ言えるのは、

命懸けで赤ちゃんを産むのはママ自身だということ。

どんな分娩方法にするのかについて、第一に尊重すべきは、ママの意思です。

どんな出産でも命懸けで、どんな選択をしようと、そこに優劣はありません。

陣痛の痛みを少しでも軽減させられる手段があって、それをママ自身が望んでいるのに、

”無痛分娩は甘え”、”痛みを感じてこそ愛情が芽生える”などと言って、

そうさせまいとする家族は

今後、麻酔なしで歯を抜いてください。手術してください。傷を縫合してもらってください。

(麻酔は甘えなんでしょ??)

妊娠が分かったときからママたちは

つわりに苦しみ、便秘に苦しみ、こむら返りに苦しみ、腰痛に苦しみ・・・

様々な苦しみに耐えながら、

元気な赤ちゃんに会いたい

その一心で十月十日、大事に大事に赤ちゃんをお腹で育ててきたんです。

愛情なんて、とっくにもう芽生えております。

ママ自身が選ぶ出産方法でとやかく言うな!

外野は黙ってな!!

まるこ
まるこ

いかがでしたか?

この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

無痛分娩について何か質問等あれば、お気軽にコメントしてくださいね。

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